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Let’s誤嚥プロジェクト 代表
長岡菜都子
NATSUKO NAGAOKA

言語聴覚士として働くようになって10年以上たったある日、私は持病の手術のために入院をしました。無事に手術が終わり、麻酔から目を覚ました瞬間「あ、まずい。」と気がつきました。嚥下障害になっていたのです。
 唾液を飲み込もうとしても、なかなか「ごっくん」ができません。それでもむりやりゴックンをしようとすると、手術の気管挿管の影響か、喉に激痛が走ります。なんとか飲もうとしても、弱々しい喉の動き。唾液は次々に溢れてきます。

「このままでは、唾液を誤嚥してしまう…。」

唾液は全てティッシュで拭い取り、水分は1滴も飲めません。昼食の時間は味噌汁。もちろん飲むことはできません。術後の体はどんどん弱っていきました。
「食事とってくださいね」と看護師さんに促されても、食べることができないのです。私は「トロミ剤いただけないですか?」と看護師さんに訴えました。

「トロミ剤?うちにはないですよ。」

このままでは誤嚥性肺炎になってしまう。その恐怖と闘うことになりました。


一時的な嚥下障害だったこともあり、現在は食事を普通に楽しむことができています。けれど、誤嚥の恐怖を身をもって体験したのは事実です。

最近、嚥下障害や誤嚥性肺炎という言葉が知られるようになってきましたが、まだまだそれに対しての正しい知識は浸透していません。

まずは誤嚥の恐怖を知って欲しい。そしてどうやったら予防できるのかを学んで欲しい。起こさなくていい誤嚥性肺炎の恐怖に怯えず、誰もが家族だんらんを過ごすことができる。

そんな社会を作るため、私たちはこの「誤嚥体験型ワークショップ Let’s誤嚥!」を全国の方にお届けしています。

開催条件

【開催場所】
対面型・オンライン型のどちらもお選びいただけます。

【開催時間】
40分〜90分(ご要望に応じて内容の調整が可能です)

【ワークショップ内容】
誤嚥ケアの体験を基本とし、「とろみ剤について」や「口腔ケアについて」「子どもの誤嚥ケアについて」など、ご要望に応じてアレンジが可能です。

【講師料】
講師料30,000円〜(要相談)
時間や内容に応じて変動となりますので、まずはお問い合わせください。

こちらからお申し込みください
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専門家に相談する前の
食支援10ステップ
さて、突然ですが
日本人の死因の上位をご存知ですか?

これまで日本人の死因は、がん、心疾患、脳血管疾患が上位3位を占めていましたが、近年肺炎がじわりじわりとその数を増やしています。そしてその原因として非常に多いのが「誤嚥」と呼ばれるものです。

この誤嚥の原因は多岐に渡りますが、誤嚥ケアの基礎となる部分をちょっと知っておくだけでも実は防ぐことができるものでもあります。

専門家の持っている知識や経験が、ほんのすこし広まる。たったそれだけで、助かる命が確実に増えるはず。そして誤嚥で苦しむ方が減り、ひとりでも多くの方が、たいせつな方とだんらんできる。

そのために作られたものが「誤嚥ケア検定」です。

この誤嚥ケア検定は、専門家にかかる前の食支援を10ステップに分けてまとめています。学び方は2種類。あなたに合った学び方で、ぜひご覧ください。

誤嚥ケアインストラクターとは?

誤嚥ケアインストラクターは、誤嚥ケアを全国に広める人材です。
活動は主に2つ。「ワークショップの開催」と「誤嚥ケア検定の普及」です。

主な活動内容

①誤嚥体験型ワークショップ「Let’s誤嚥」の開催

当法人オリジナルの誤嚥体験型ワークショップの開催を通して、誤嚥の危険性や正しい予防方法など、誤嚥ケアの基礎知を広めていきます。

②誤嚥ケア検定の普及

誤嚥ケアインストラクターは、誤嚥ケアの要素を凝縮した「誤嚥ケア検定テキスト」を販売する権利を有しています。Let’s誤嚥を体験から、より深く学んでいただくための活動です。

活動条件

誤嚥ケアインストラクター養成講座を履修し修了証が発行され、且つ当法人の一般会員に入会している方が、誤嚥ケアインストラクターとして活動することができます。

※一般会員の会費は月額1100円(税込)です。会員規約等については別途お問い合わせください。

講座詳細

【対象者】
誤嚥ケアを広める活動に賛同する方(資格の有無は問いません)

【受講料】
35,000円(税込)
※専用テキストと、販売可能な誤嚥ケア検定テキスト10冊(50,000円相当)を含んだ価格となります。

【講座時間】
2時間×2コマ(予定)

【講座内容】
誤嚥ケアインストラクターテキストをもとに、ワークショップの目的と開催や進行に必要な項目を学びます。

【受講方法】
オンライン(ZOOM)

【受講セット】
インストラクター養成講座受講者には、下記をセットでお届けします。
 ① 誤嚥ケアインストラクターテキスト1冊
 ② 誤嚥ケア検定テキスト:10冊(ワークショップ参加者に販売していただけます)
※講座開催日直前にお申し込みをされた場合、上記セットが同時に届かない場合がございますが、必要に応じてテキストデータ(PDF)をお送りしますので、受講自体は可能です。

Q
zoom初心者でも参加できますか?

インターネットができる環境があれば、安心してご受講いただけます。パソコンの技術はあまり問題ではありません。パソコンの基本操作が分かる方であれば誰でも簡単に参加することができます。不安のある方は事前にお気軽にご相談ください。

Q
特に資格を持っていないのですが受講はできますか?

はい、受講できます。食支援に関心があり、摂食・嚥下、そして誤嚥性肺炎で苦しむ人を減らしたいと思っていただける方であれば、どなたでも受講できます。特に専門資格・専門知識がなくても十分理解できる内容となっておりますので安心してご受講ください。

Q
子どもがいても受講はできますか?

はい、受講できます。実際に生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳しながら講座に参加された方もいらっしゃいます。ただし、受講確認のためにzoom画面がオンになっている状況をカウントしていますので、講座に集中できる環境での受講をオススメいたします。

Q
現在妊娠中ですが講座を受講できますか?

はい、受講できます。ただ、講座内において、Let’s誤嚥!?ショートバージョンを行いますが、その際に腹圧がかかってしまうものがあります。それらの実践はその場では避けられることをオススメしています。また長時間座っての受講となるため、身体の負担の少ないよう安楽な姿勢でご受講ください。

Q
領収書は発行いただけますか?

決済サイトを介した方法での支払いとなるため、決済サイトの利用規約からご確認ください。