だんらんコーディネーターってなに?

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だんらんコーディネーターってなに?

言語聴覚士って?

言語聴覚士は「はなすこと」「たべること」についてのリハビリテーション専門職です。

訓練をするのが仕事?

これまで病院と訪問看護ステーションに勤務してきました

その中で

「はなすこと」の障害がある方に対しては言語訓練を

「たべること」の障害がある方に対しては嚥下訓練を

「はぐくみ」の障害がある方に対しては発達訓練を行ってきました。

けれど「訓練」が仕事なんでしょうか?

その先に目標はないのでしょうか?

しかし、その中で、障害が重度であっても生活環境が整えば笑顔で過ごす人が多い中、障害が軽度でも、生活環境が整わなければ生活の困難さは増す現実をみてきました。

病院勤務のときは、家族指導をしたくても家族の面会時間に会えない、家の様子がわからない。訪問看護ステーション勤務のころは、家族指導をしていても、施設や学校まで手が届かない。

欲張りな私は、患者・利用者「個人」だけではなく、その人に関わる「家族」「施設職員」「学校教員」「環境」にも目を向けるようになりました。

「はなすこと」「たべること」「はぐくむこと」の先にはなにがあるんだろう? 「だんらん」することだ 言語聴覚士の仕事は「だんらんを作る仕事」なんだと気づいたのです。 「だんらん」は、小さな「社会参加」 しかし、これがないと、次はない だからこそ「だんらん」を作ることをコーディネートしたい。 そんなことから「だんらんコーディネーター」が生まれました。 そしてこのだんらんは、「家庭」だけではないんです。 「病院」「施設」「学校」 そんなひとつの社会のなかで